素敵な読者の皆さん

2011年1月31日月曜日

エジプトのエルバラダイの娘の写真をだれがなぜネットにながしたのか

エジプトでエルバラダイさんが注目のまとになっている。イスラム同胞団も自ら、彼に国民の代表になるように求めている。ノーベル平和賞ももらっている彼は外国で人気が高い。しかし、今の騒乱に帰国して、国内でも人気が高まってきている。
エルバラダイさんは去年、大統領選挙に立候補したが、「反イスラム的」であることを印象付けるために、海沿いでビキニを着ている娘の写真はでた。そして、その娘の結婚式で酒も振舞われていたという写真も。ここにでている
http://reflections-of-a-nomad.blogspot.com/2010/09/egyptian-politics-immoral-bastards-play.html
イスラム保守派が彼に近づかないためだったが、いまのこの混乱で結局は彼の力が必要不可欠になった。エルバラダイさん、中傷に負けないでがんばってね。

イランでのファジュル映画祭はもうすぐはじまるが誰の作品はでるのか?

イランでもうすぐファジュル映画祭ははじまる。この映画祭はイスラム革命記念日にちなんだものだ。
この映画祭での出品作品をみるためにイラン国民をはじめ、外国からもたくさんの人たちが行っていた。私も何度並んだことか。
しかし、第10回大統領選挙があって、その結果に不正を疑って市内に出た人々が鎮圧されてから、この映画祭の様子も変わった。今年はTahmineh Milaniという女性監督は「出品していない」とするのに、「出品した作品」とする政府がつくった委員会がる。
参加する監督もいれば、開会式にさえでない監督もいるようだ。
出品の取りやめるに、抗議の意味がある。

エジプト騒乱を受けてかイランでネットは遮断されるほど遅い

エジプトでの動きはすごい。夢で、行ったこともないカイロ市へ行っていた。
イランでもこの騒乱はすごくウォッチされている。イランの2009年の大統領選挙からはじまった市民運動にテヘラン市だけで300万人がでた。大統領選挙の様子を取材していた外国メディアも「選挙の不正を訴え外にでた人々のデモ」を伝えた。
今回エジプトで海外メディアもあるのは情報伝達に大変な影響を与えている。
しかし、イランは外国メディアの入国を厳しく制限している。特に、カメラでの報道。
市民ジャーナリストらの役割と力を恐れているのか、イラン政府は昨日からただでさえ遅いネットをさらに遅くさせている。メールを読むのも難しいほどとか。
2月11日に革命記念日はイランにあって、毎年、公式な記念デモが行われる。今年はその革命のお祝いと違った意味で街に出る人たちもいるだろう。このネット遮断にそういうことを懸念している意味があるだろう。

2011年1月20日木曜日

イランで「聖人」に願掛けする時は

今朝、テレビで学校合格を願う親が行くお寺を紹介していた。
イランでもこのような「利く」場所はある。イラン北東都市、マシャドにある聖廟に「子どもを授かるように」と願掛けする夫婦が多い。授かったら「レザー聖廟」にちなんでレザーと息子をなずけることも多い。
そもそも、マシャドというのは、イスラム教シーア派8番目のイマーム(マホメッド預言者の娘から続いた男家系をイマームとするのはシーア派。8番目のイマームはレザー)レザーが殺された場所だから、聖なる土地となった。Mashhadは、殉教Shahidとなった場所を意味する。
そのイランで、更なる願掛けは家庭で開催されるご馳走だ。開かれるSofreh(絨毯の上に敷くから、敷物を意味するが、日本人にわかりやすいように「パーティー」が「お食事会」とでも訳しますか)で願掛けする。流れとして、お祈りをし、その後食事をする。
何番目のイマームのSofrehに出す食品のリスト本は出版されたらしい。家主がその願掛けにどのような食事を出すべきかは本の中身だ。料理本なのか、宗教の本なのか?!許可制でしか本を出版できないイランだから、一体これをどの分野で許可したのか?!
皆さんもご存知でしょうけれども、イスラム教だからって、どこも一緒ではないのよね

ウィキリークスとチュニジア革命

チュニジア革命の騒動は続いています。あの大統領一族が逃亡するやさきに国境で逮捕されたそうだ。
ウィキリークスが流した情報はチュニジア騒動に大きな影響を与えた。それは、大統領も含め、婦人がいかに国家のお金を自分のものにしたとかの情報でした。婦人は国家からもらったはずの土地を売って、大金を手にしたとか。
大学をでても仕事がないだけではなく、自由に路上商品販売さえできないために、自殺した青年の怒りに皆が賛同した。ネットの影響はすごい。その一端はウィキリークスの情報だった。

2011年1月4日火曜日

アフガニスタン、イラクよりも低いデモクラシー・ランキングのイラン

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
新年早々に相応しくないランキングを
http://graphics.eiu.com/PDF/Democracy_Index_2010_web.pdf
イランでの民主主義は隣国のアフガニスタンよりもイラクよりも、パキスタンやアゼルバイジャンよりも、トルコよりも(完全にですけれども)悪いランキングにあります。かろうじてサウジと北朝鮮よりましなだけ・・・
デモクラシー・ランキングの調査方法は(英語)http://www.economist.com/media/pdf/democracy_index_2007_v3.pdf
ここで楽しくイランのことを紹介しようにも・・・
見合うほどの中身を探すことの難しさ・・・
あれず
22位の日本にいられて、幸せ