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2011年4月22日金曜日

「『おしん』によろしく」と言われ、イランから日本へ見送られた一人として

田中好子さんの死去を今朝、知った。ご冥福をお祈りします。大変残念に思います。
イランでは日本を「おしんの国」と呼ばれるのは多い。私は中学と高校時代、イラン・イラク戦争期の真っ只中、おしんを見ていた。イラク発のミサイルは首都テヘランを直撃していたとき、シェルターにいながらにして、見ず知らずの人たち大勢とおしんの放送を見ていた。
東京大震災ですべてを失ったおしんは、どのように懸命に働いて生活を立て直したのか、戦時下の状況にあるイラン人にとって、見本にすべき存在だった。
東北大震災を「おしんの国」の人々は乗り越えられる。「おしん」と手をつないで、「おしんの国」を立て直すつもりだ。
この文章を読まれる「おしん」のみなさん、がんばりましょう。
★4月23日訂正:田中好子さんのお名前を間違っていました。大変失礼いたしました。ご冥福をお祈りします。