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2011年5月30日月曜日

愛を手錠も、刑務所もとめられない

この写真は昨日からペルシア語のサイトやブログらで話題の中心だ。
政治犯を弁護した罪でエビン刑務所に入れられている、弁護士のナスリーン・ソトーデー(NasrinSotoodeh)さんは昨日、裁判に連れて行かれた時の写真だ。手錠をかけながらも夫を抱きしめている。
ベラヤテ・ファギーフ(宗教指導者による政治統制)がなにをどうしたいのか、イラン国民の状況は悪化する一方だ。彼女の「罪」って、「弁護」したことだ。ああ、本当にこの写真を見るだけで、彼女に感服するだけだ。9ヶ月前から逮捕されている彼女は、11年の服役を命じられている。ベラヤテ・ファギーフはどれほど独裁的なものか。
裁判(???)は彼女の弁護資格略奪のために。彼女は「弁護資格がなくても、無罪で服役させられる人たちの刑に抗議する」と話したそうだ。
手錠も刑務所も彼女の意思をまったく変えられない。愛はとめられない。
愛を表にしない日本人でもこの写真に感動するはず。

オバマ大統領は彼女の名前をあげ、イラン体制を非難したのは今年の3月だった。
そのビデオと内容はhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/blog-post_4604.html