素敵な読者の皆さん

2011年6月12日日曜日

クーデターと呼ばれる2009年大統領選挙から2年となるイランでデモの予定

シリアから国境を越えてトルコに逃げた避難民は4000人を超えたとか、リビア軍はメスラータ市を攻撃したとか、残念ながら、中東のニュースは多い。
しかし、私は一番気になるのはイラン状況。
今日、テヘランを初め、イラン各地で「無声のデモ」が行われる予定。人の集いを恐れている体制にプレッシャーを与える狙いだが、叫ばれるものもあるだろう。

2009年の第10回大統領選挙から、イランで「緑の運動」は始まった。選挙キャンペーンから、大規模な不正を訴える市民のデモまで。
今日、6月12日はその選挙の2年目に当たる。過去数週間は、ペルシア語のネットの主な話題は「選挙クーデター」でどのようなイベントを行うべきかで持ちきりだった。体制は反体制派のところに二重スパイを送り込んだとか、ネジャドの補佐官、マシャイは軟禁されているとかは無視され続けた。
イランでネットに投稿する人々は「どうでもいいニュースを無視しよう。われわれは、団結して6月12日の呼べかけることは重要だ」と結論付けている。
このブログで書くものも減ったのは、今は注意して見なければものがあるからだ。
日本時間の6月13日の朝にニュースは流れはじめるだろう。
遠くから応援する。