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2011年10月5日水曜日

中東学会長の臼杵陽教授が第23回アジア・太平洋特別賞を受賞された

現在日本中東学会の会長でもある日本女子大学文学部史学臼杵陽教授第23回アジア・太平洋特別賞に選任された。
「大川周明 イスラームと天皇のはざまで」(青土社)の著書が選ばれた。
イスラエルの成り立ちから今に至るまでを分析された「イスラエル」(岩波新書)で、イスラエルは「ユダヤ国家」であっても「国家の宗教はユダヤ教でない」ことを改めて理解した。もともとその地に住んでいたアラブ人(パレスチナ人)も(難民にならなかったパレスチナ人)イスラエル国籍を持っている。呆然としたイスラエルの理解が深まった本だったので、おすすめです。
まだ読んでいないこの本で、大川周明さんを理解しないといけない。ご本人がご著書に関する感想はここで読める。
http://wakame.econ.hit-u.ac.jp/~areastd/okawa/img/shohyo/zicho.pdf
ちなみに、ウィキペディアのペルシア語版にも大川周明が紹介されている。コーランの訳者と紹介されているが、アラビア語にないのは少し驚くけれども・・・
自分も所属している中東学会に関して以前、書いたものは:京都大学(5月22日)日本中東学会でイラン・セッションを設けたので学会発表しま