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2011年10月20日木曜日

矛盾する外交対策をとるイランとアメリカ合衆国

すばらしい学者,コロンビア大学のHamid Dabbashi教授のインタビューをBBCペルシア語放送でみた。
ペルシアご理解者用だがぜひこちらをご覧ください。
http://www.bbc.co.uk/persian/tvandradio/2011/10/111004_hardtalk_hamid_dabashi.shtml インタビュ内容は記録されていて、読めます。
イランでの社会運動である「緑の運動」に関する分析は本当にすばらしい。絶賛されるべき分析だ!

その一部で、いかにイラン体制は反たいの対策をとっているのかを話される。バーレーンで市民が殺されることを非難するが、シリア政府を非難するところか、支援までしている。同じように米国だ。リビアに人権をまもるために空爆するが、米国の同盟国であるバーレーンに注意すらしない。サウジアラビアもまったく同じように矛盾したことばかりを進めている。
いつか会いたい学者だ。
日本語にもDabashi先生の本が訳されているが、英語でも多数。ダバシ先生のいかなる分析もお勧めします。(読む前にかよ?!)