素敵な読者の皆さん

2012年2月29日水曜日

第9回国民議会選挙を恐れてどうするのよ?!

イランの今の状況はアムネスティのこの発表文に尽きないかもしれないが、国内理解にぜひともお勧めしたい。70ページにも及ぶ人権侵害の詳細のレポートはこちらにhttp://www.amnesty.org/en/library/info/MDE13/002/2012/en
要約して書けば「議会選挙の前に、多くのジャーナリスト、学者、活動家は逮捕されている。集会の自由はなければ、個人周りで話すことさえ禁じられている。恐ろしい国内状況だ」とイランの国内状況が報告されている。逮捕した人たちは『俺らの任務は、あなたを潰すことだ!』と罪もなく逮捕されている人たちに言い放しているとのことだ。
ああああ、日本に学術交流で来てくださった社会学者マダニ先生も同じめにあっているのだろうか。

国際的なキャンペーンの重要性はこの報告書にでている。「イランは公平な国だ」と名ばかりであっても、語っているイラン政府や体制が、国際的なキャンペーンに答えることもある。
ぜひともご署名ください。日本人の力でマダニ先生は自由になるかもしれない。
どうぞよろしくお願いいたします。こちらでご署名を

Protest to Dr. Madani's arrest اعتراض به دستگیری دکتر مدنی マダニ博士の不当な拘禁に抗議: Immediate and unconditional release آزادی هر چه سریعتر و بدون شرط 一刻も早い釈放


この金曜日に行われる国民(?)議会選挙がなぜ恐れられているのかを細かく明日書きます。
ご署名をよろしくお願いいたします。

2012年2月27日月曜日

イラン人監督ははじめてのオスカー賞を手に!

イランのファルハディ監督の離婚separation(別離)が第5のオスカー賞を受賞した!!すごい!すごい!うれしい!!!
ファルハディ監督の演説の中継をBBC速報サイトで見ている。彼は「自国民への挨拶からはじめる」とのことではじめたそうだ!このニュースはイラン国内の人々を勇気づける!
彼の演説と受賞の瞬間映像!
いかに彼もイランを心配していることもわかる映像。

2012年2月26日日曜日

アフガニスタン駐留米兵射殺とコーラン焼却。広がるデモの理由


アフガニスタン内務省で米軍2人が射殺されたニュースは昨夜からメディアにでている。その背景に数日前に米軍基地内で焼かれたとされるコーランの事件に対する反発が分析の中心になっている。

アフガン:駐留米兵のコーラン焼却 各地で抗議デモ拡大

米軍顧問の射殺をターリバンが声明でそれを認めたのもまた、状況がわかったものにして、語られる。
しかし、米軍顧問らの射殺と人々のデモを少し分けて考えない。と言うのも、射殺はどのようにおきたのか、誰が射殺したのか不明なままだ。しかし、人々がデモにでる理由を少し想像できるかもしれない。
それは、この国の人々の強い不満がある。中東で民主主義国家のシンボル国家になるんだか、経済は潤うんだか約束されたはずの2001年以降の戦争でなにが得られたのかに対する人々の怒りの声だ。10年前、2001年に始まった米英軍らのアフガン戦争で難民になった人々の気持ちは想像つく?ターリバン政権は崩壊させられたけど、人々の生活はよくなったのか?億ドル単位の予算はアフガン復興につくけど、結局、さまざまなところでアフガン人以外のポケットに入るだけではないのか?国連や関連機関の職員であれば、月に50万円から400万円ほどの給料を貰っているのに、家もなく食事もできない人の数は知れない。軍事予算と国連等の職員予算でものごとを片付ける気なのか?

日本語のニュースで一切でいなかったのは、この冬、首都のカーブル郊外の難民キャンプで40人の子供が無残に凍死した報道だ。この難民キャンプらは首都にあって、それも2001年以降の戦争で立てられている。

BBC News - Children freeze to death in Kabul winter

しかし、その数日後にコーラン焼却ニュースとデモが日本語メディアにやたらとあらわれる。コーラン焼却に反発する人々を宗教心だけで説明できるのか?このニュースでアフガニスタンがわかったとでも言いたいのか?

ファイル:Flag of Saudi Arabia.svg
米軍関係者はアフガニスタンのことは最もわかっていないのが、この焼却ニュースははじめてではない。2007年夏に子供たちに贈答されたはずのサッカー・ボールがまた問題を起こした。世界各国の旗が印刷されたボールだったが、そこにサウジアラビアの旗も印字されていた。
この旗には「ラー・イラーハ・イッララー、ムハマド・ラスロッラー」(アラー以外の神はいない。マホメッドはその使途だ)と書かれ、イスラム教徒らはまず信じるものだ。それを蹴られるボールに印字するとは、頭がどうかしているのではないか。これ以降もデモがあった。

結論を書くならば: 宗教心のあつい人々もデモにでていることを否定しようとは思わないが、それ以外の理由を考えなければならないのではないじゃないのかと結論付けたい。

日本語になっているわずかばかりの凍死に関するニュース映像はこちらにある。

2012年2月23日木曜日

マダニ先生のご家族は訴えを公開した

サイード・マダニ先生のご家族は、宗教学者、政治家らに彼の逮捕とそれ以降に、まったく連絡さえ取れていない状況を訴えた。手紙が公開された。
ペルシア語ですが、こちらに
http://www.rahesabz.net/story/49592/


ラフサンジャニ師、元大統領のハタミ氏、ラフサンジャニ氏、故モンタゼリ師の息子


マダニ先生の解放を日本から求める学者らの呼びかけとご署名のお願いは

ご署名をお願いいたします。イラン研究者4人よりのお願い。日本にも学術交流で来られたマダニ博士の一早い解放を求める

人々の本当の力

説明が無用だが、訳をつけるのならば
「人々は自らの本当の力を知らない」と。
この風刺画は、今のイランのイスラム共和国体制の姿そのものに思える。日本はどうかな?

そうだと思った? 続きはhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/p/blog-page_1573.html

2012年2月22日水曜日

イランとアフガニスタン隣接地域の音楽ドキュメンタリ

女性らが音楽を奏でる。その歌い手の楽器との出会いから、彼女の人生。そして、現地の人々の生活様子が見られる。タールという楽器。タールは単語では弦という意味。シ・タールは3本の弦。

英語の字幕もついている。こちらも時々頼った。

まだ見ていないけど、面白そう?続きはhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/p/blog-page_1573.html

2012年2月20日月曜日

イランは英国とフランス会社らへの原油販売を停止した

今晩の速報ニュース。イランは原油販売を英国とフランス系会社らへの販売を停止した。
20日の原油値段は上がるだろう。
また、ここで続きを書きます。ひとまず速報まででした。

2012年2月13日月曜日

せめて、もう数人の署名が集まれば・・・


最後の投稿で書いたように

イランに関する話題はいくらでもあるのに、、、、
書けない理由は こちらでhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/p/blog-page_1573.html

だが、せめて後、数人の署名が集まれば投稿を続けます。

2012年2月7日火曜日

2012年2月3日金曜日

ご署名をお願いいたします。イラン研究者4人よりのお願い。日本にも学術交流で来られたマダニ博士の一早い釈放を求める


サイード・マダニー博士の釈放を求める
声明


去る201219日、その高い才能と卓越した見識で尊敬されるべきサイード・マダニー博士が逮捕されたという報が私たちに大きな衝撃を与えました。マダニー先生はご夫人と買い物に出かけたところをそのまま拘束されたとのことで、未だに連絡が取れません。
先生の活動の自由を奪うという暴挙を、私たちは座視することはできません。先生は、イラン社会の底辺までを視野に入れたすぐれた社会学者であり、今激しく動きつつあるイラン社会についても、きわめて明晰な分析を示されて、イランの内外で高く評価されてきました。
2011年にご夫人と来日された際には、私たちに優れた知見と心温かい友情を示し、私たちを大いに啓発してくださいました。日本のホームレスを見かけて「この人たちの状況をもっとよく知りたい、イランと比較して考察したい」とおっしゃった時には、私たちの方が自分たちの無知と不見識を恥じたほどです。先生はご帰国後も私たちを忘れることなく、非政府レベルでのさらなる相互理解を推進してゆきたいという私たちの希望に、誠実に耳を傾けてくださいました。私たちはマダニー先生を、日本におけるイラン研究の進展のために、そしてイランにおける日本理解を推進のために、なくてはならない存在だと思っています。
今回の故なき逮捕が、イランにおける学問の進展を損なうのみならず、日本イラン間の学術交流や友好関係に大きな障害をもたらすことは必至です。日本人とイラン人がこれまで培ってきた相互への敬意と友愛の心を今後失わないようにするためにも、ここに不当な拘禁に抗議し、一刻も早い先生の釈放を求めます。


呼びかけ人:あれず・ふぁくれじゃはに、松永泰行、山岸智子、吉村慎太郎


サイード・マダニー博士経歴
1960年、イスファハーン市生まれ
最終取得学位: 米国サザーン・パシフィック大学 犯罪学博士号

著書・論文:
『第6期国会―期待と恐れ』:故エッザトッラー・サハービーとの共編著、2001年
『イランにおける児童虐待』 シーリーン・エバーディー(2003年ノーベル平和賞受賞者)らとの共著、2005年
「人口移動とHIVエイズ―イランにおける実例から」共著、2010年

翻訳:
『心理学と社会変動』 Steward A. Pizer著、2008年

皆さんのご協力を得られればマダニ先生のいち早い釈放が可能になるかもしれません。日本の皆さんのお力添えをお願いいたします。ご署名のご記入を以下でお願いいたします。

下のリンクをクリックすると、署名サイトに入ります。この署名システムでは数が重要視されています。お名前とメールアドレス、住んでおられる国、町を書かれると署名は受けつけられます。最新の署名は表示されますが、後にお名前はもう表記されることはありません。署名の数が所定に達すると、メールでその達成した旨が届きます。下のリンクをクリックしてください。

Protest to Dr. Madani's arrest اعتراض به دستگیری دکتر مدنی マダニ博士の不当な拘禁に抗議: Immediate and unconditional release آزادی هر چه سریعتر و بدون شرط 一刻も早い釈放