素敵な読者の皆さん

2012年4月23日月曜日

隣国である、イラク、イラン、シリア、トルコについて


4月25日文化放送デイトラインに出演する予定。
シリアの状況をトルコ、イラク、そしてイランからみる。更に、イラン関係核交渉とシリアの状況についても話す予定。

2012年4月18日水曜日

原子力とご飯を食べることのどちらが当然の権利?!

腹が減っているんだよ・・・と男が叫ぶ・・・・イランの状況。

大統領と名乗るアフマディネジャドの地方訪問。
いつも演説するたびに「原子力は当然の権利!」と叫ぶネジャドだ。

ネジャドもの含め、体制の経済や政治の政策でイラン国民は悲惨な状況に置かれている。
なにが原子力が当然の権利だ!ご飯は当然の権利じゃないかよ。
1週間前にイラン南部のBandar Abbas市の近くにて

2012年4月12日木曜日

青森をもっと活気あるところにしよう!


明日、金曜日13日に青森のRAB放送局(一チャンネル)に出演する。青森市や青森県の話。https://www.rab.co.jp/tv/zipfriday/
13日の金曜日??!
どっちにとって?!

2012年4月7日土曜日

インターネットを使って力を示す人々。情報も行動もネットで

中東の話ではないが、今の世界でいかに人々がインターネットを利用し、世論を動かしている凄まじいものをここで紹介したい。
(住んでいる青森県民にもぜひとも地域活性にネットを使って欲しいことも含めて書きたいが、ひとまず本題へ)
東アフリカにあるウガンダで苦しんでいる子供たちを助けるために、米国の若者らは動いている。それは、ネットで紹介され9000万回ほど見られている「KONY 2012」だ。日本語訳もあるので、まずこちらを

ネット上で上映されている英語ドキュメンタリやその関連は9000万回以上も見られている。ウガンダでKONYという犯罪者はいかに止められるのかを呼びかけるネット上の社会運動だ。コニーは子供たちを拉致し、男子に銃を渡した上、兵隊にし、女子らを性の奴隷にしている事実が紹介されている上、彼をどのようにして止められるのかを呼びかけている。
この30分足らずの映画は、ウガンダの犯罪者コニーを2012年中に逮捕したいために世界中の人々がいかにして活動できるかを示している。
研究者向けかもしれないが、ネットで人々はいかに情報を得て、それを頼りに運動しているのかを世論調査会社のPEWはこのドキュメンタリから明らかにしている。
世代間の格差はすごい。40%の18-29歳は「コニー2012」を知っているのに、50歳から64歳では18%しかそのドキュメンタリを知らない。つまり、若い世代のネットの利用と信用度は凄まじい。
彼(女)らの力によって、米国政治家らも動かされている。

ちょっと無理があるが、話を青森県へ。青森は本当に、本当に、いいところだ。しかし、もったいないほどに紹介されていない。日本の人々はどれほどここのことを知っているのか。ジャッパ汁を聞いたことがある人はどれほどいるのか?
青森県では温泉は数え切れないほどあるし、魚や野菜はす・ご・く・うまい。しかし、それを上手に宣伝できていない。「ねぶた」や「ねぷた」を見たことがあっても、雪の壁は9メートルにもなる雪回路を見たことがる人は?
ネットの利用率が低いことも関係しているかもしれないが、新幹線もある今、どのようにしてリピーターを増やすのかをとにかく考えないといけない。発想を変えることは必要。積雪量は20年ぶりにほどに、多いこの「当たり年」に、青森にいられて、美味しい青森の水が飲めて幸せ!この当たり年に、青森をもっと紹介しよう。モッタイナイ!

話は飛び飛びだが、ウガンダ犯罪者の英語ドキュメンタリはこちら

2012年4月4日水曜日

シリア状況とイランの核開発交渉の関連は?

イラン核開発を取り巻く6カ国協議の開催場所は今、議論されている。トルコはいやだから、イラクにしたいんだとか、最初に開催地となっていたトルコでないところなら、同盟国のどこでもいいから、そこで開催して欲しいとイランは願っている。
この協議の開催地にシリアの悲惨な状況は深く関係している。まずそこから説明しよう。

2011年春からの一年間にシリアで殺された一般市民も含めた人は9000人とされている。(国連発表)人間の命はどこであって、誰であっても同じ。殺されたり、怪我したりする人の数は毎日のように増えているのは、悲しすぎる。携帯電話で撮られる無残な映像もありすぎる。

上の映像は、シリアで焼かれているイスラム教の礼拝場所、モスクのものだ。聖なる場所であっても、人の命より聖なるものでない。どうして燃えているのかはわからないけど、シリアの現状を知らせることの手助けにする。

イスラム共和国と名乗っているイランは、あるとあらゆるところでシリアのアサド政権を支援している。金や武器を送っているとか、代わりに商売をしているとか、インターネットや電話での情報交換を遮断させる方法を情報機関に教えているとか、諜報方法を指導しているとかいくらでもうわさされている。

関係ないはずのイラン核開発における世界との交渉にまで、シリアのアサド政権をかばうことがでている。イランを交えた6カ国協議の開催地まで、問題になっている。今まで、仲介してきたトルコをあらゆる方法で非難している。というのも、トルコは反体制派を支援しようとしているのは、気にくわないだろう。
それに、トルコに花を持たせたくないのだ。「中東でなにかがあったら、トルコに頼もう」とする人や国が多くなっているのにも、ライバル心を感じているだろう。

シリアの北にあって、イランの西にあるトルコは、両国にも影響を与えられる。しかし、そのトルコもイランから原油を買っているし、多くの商品をイランへ売っている。

絡みすぎている各国の利益と思惑が存在する中、シリアで毎日、毎日、数十人が殺されてしまう。
どこの紐を解いたら、人々は殺されずにすむのか???
核開発交渉にも殺されている人々の状況は残念ながら絡んでいる

2012年4月2日月曜日

世界一休日の多い国、イラン!矛盾大国のイラン!

イランは休みの多い国。世界一だとか!
ペルシア語ですがhttp://www.dw.de/dw/article/0,,15852728,00.html木、金(日本で言えば土日)を入れれば3月20日(春分の日、ノールーズ)から始まった新年(イスラム太陽暦1391年に)なんと、1/3が休日だ!一年間に130日!三日に一日ですって!
正月休みは2週間というのは、前体制のパーレビ時代でもあった。それに1979年のイスラム革命以降、イスラム教の聖人や指導者らの誕生日や命日は休日に定まった。
しかし、2004年のアフマディネジャド政権になってから、休日の間の平日も休日になることに!つまり、もし日本に例えれば、火曜日はマホメド預言者の誕生日にあたる休日ならば、日曜日と火曜日の間にある月曜日も休みになる!
いい国でしょう!住みたくなったでしょう?!

それに、一日の効率的な勤務時間は2時間だと議会調査機関が発表している!その調査機関職員の効率的な勤務時間は?おい、ここに書いているお前は??!!


もし、テレビや雑誌で「一般にわかるイラン」を見せたいならば、「矛盾大国のイラン」というタイトルにしますな。
外食と言えば、ケバーブ(串に刺した焼肉)以外では、ピザかハンバーグしかない!!
日本でラーメンにご飯をつけて食べるように、ご飯の上にピザを乗せて食べるイラン人もいる!
政治界だけではなく一般の社会も、矛盾ばかりだ。
(ラーメンとご飯のセットを貶すなよだって?!)
「矛盾大国」イランをいろいろな方面から見よう!