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2013年1月19日土曜日

犯行声明から見るアルジェリアでの武器の提供側

アルジェリアでの人質事件でのことはまだ完全に解明されていない。しかし、もし私は捜査官警察官としてこの事件を担当していたら、なにを調べて今の時点でなにを明らかにできたのかを書く。(無所属で、ただの研究者であって、いずれの官でもないけどさ?!)

●犯人はなにを、そしてなぜそれを要求しているのか。
●犯行武器をどこから手にしたのか。

この二つの質問に答えるのに、ビデオにでている犯行声明で「イスラームの土地から出て行け」というを手がかりにする。
まず犯行声明に突っ込みを言わせていただこう。そもそも「イスラムの土地」だなんて、どこのことを指すのかよ?イスラム教徒が住む土地?その土地に他宗教は住んでいないのか?住んではいけないのか?モザイックのような中東での宗教の信者らは、アルジェリアだって、同じように住んでいるんだぞ。あなたの聖典、コーランにも認められた「神が導いた、神のほかの宗教、キリスト教やユダヤ教」の信者らの存在をどうするのかよ?(仏教のことは書かれていないので、ご注意??!!1400年前、仏教はコーランが書かれた、メッカとメディナがあるサウジアラビアや他の中東になかったので、許してやってくださいませ?!)

漫才師を辞めて、捜査官に戻ろう。
まずアルジェリアの隣国からだ。アルジェリアのすぐ東にあるのはリビア。砂漠で国境線はあるのかないのか分からないもので、その国境は砂漠地帯だ。
犯行声明にはおそらく「武器を提供した人」か「武器を渡してくれた人」へのメッセージがあるはず。
武器と言えば、この英語のニュース
http://www.rohama.org/en/news/6678/le-monde-france-sold-gaddafi-90-million-euros-in-arms
と日本語では
http://article.wn.com/view/WNAT92d0483a147a307f84d066c3f0ed43bb/
英語のを簡単に訳せば、フランスの有名紙ルモンドが報じたところによれば、フランス政府がリビアのカダフィに90,000,000 Euro(1ユーロ120円と計算すれば、108億円)の武器を売ったとのことだ。つまり、あの悪名高いカダフィは原油を売って、そのお金で武器を買ったとのこと。もちろん、これはほんのわずかで、氷山の一角だ。リビアが買えた武器は数百倍とも、数千倍ともなっていたはず。ルモンド紙がその一部を明らかにしたのが、フランス政府は反カダフィ派のグループらに武器を贈答した時だった。
日本語で読める2011年7月のニュースは
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/585/

結局北アフリカで現在の多くの国の旧宗主国だったフランスは、武器を売ったり、提供した武器は北アフリカにたくさんあるとのことだ。(宗主国はややこしいから、あの地域いったいを植民地にしていたおフランス!)
その武器をアルジェリアの犯行グループに渡したり、売ったりした人はイスラム教徒だったから、犯行声明にイスラムの土地というありもしない言葉を使ってしまった。

他にも武器を提供したところがあるはずだ。それもなんと、ペルシア湾の大金持ちの国らだ。イスラム教の国家だからこそ、イスラムの土地と犯行声明で言ったはず。
続きはまた今度。
社会貢献で無償で書くことも大事だけど、前回の投稿で
宗主国の責任は?「アルジェの戦い」映画から
を書いたものは、なまぬるいものだったから、書き直すつもりで書いている。

メディアさん、どこかの現代イスラム、ナンチャラ、カンチャラの一人事務所の理事長はなにか新しいことを言っているのかよ??