素敵な読者の皆さん

2013年4月16日火曜日

イラン南東のパキスタン国境で非常に大きな地震が

土地勘がないけど、イランで最も貧しい地域とされているシスターン・バルチェスタン州で非常に大きな地震が発生した。M7.6とか7.8とかだったそうで、残念ながら支援ところか、いろいろ大変な問題が起きてきそうだ。日本から支援医薬品を集めて送れれば・・・

2003年12月26日におきた遺跡都市バムで直下型地震はM6.3だったが、2万6千人以上の命が奪われた。そのとき年末だった日本から2000万円の医薬品と医療機器をイランへ送ることができた。私はお金を送ることに賛成できない。というのも、お金を集めて送れば、結局、どのくらい届くのかは不明だ。。大使の息子の奨学金になったり、東京港区の一等地に事務所を置いている赤十字などの職員の給料になったりする。公式か、非公式の泥棒がお金を盗むだけになる。だから、医薬品を集めた。

そのときのお願い文は以下のとおりでした。
今回もやるべきかも・・・・と言っても、テヘラン大学付属病院との連絡が途絶えたり・・・・
______
イラン南東部地震の医療救援のお願い
2004年元日配信
アレズ・ファクレジャハニ

 2003年12月26日にイラン南東部で発生した大規模地震による被
害は、拡大する一方で、12月31日現在、既に埋葬された人が
28000人、死者は5万になる模様で、負傷者数万人という未曾有の
被害報告が出ています。現地からの報告によると、被災地一帯の
病院だけでなく、首都テヘランの病院にも次々に患者が運び込ま
れています。
 そのような中で、12月27日、テヘラン医科大学附属「イマーム
・ホメイニ病院」の救急センター長カービアニ医師(Dr. Ahmad
Kaaviani)から、私(アレズ、現在、東京工業大学大学院博士課
程留学中)の妹(エルハーム、現在大阪医科大学留学中)のもと
に、手術後に必要な抗生物質や点滴用のチューブ・セット、骨折
患者の手術道具と手術後のコルセット等(詳細はリスト参照)が
不足しているという知らせが入りました。(救急センター長カー
ビアニ医師は、妹がテヘラン医科大学附属に勤務していたときの
上司でした)祖国での悲惨な状況に対して、私たちにできること
は何かについて妹と相談した結果、テヘラン医科大学附属「イ
マーム・ホメイニ病院」の救急センター長から届いた情報を皆様
に公開し、不足している医薬品等を提供していただける方々とイ
マーム・ホメイニ病院との間を取り持つことだという結論に至り
ました。

 以下のリストにある医薬品を寄付していただける方々がいらっ
しゃいましたならば、mail to: ????? [日
本語可]にご連絡いただければ幸いです。(なお、低価格でご提
供いただける方もご一報いただければ幸いです。)

 なお航空輸送費は在東京イラン大使館が負担し、通関等の業者
は、こちらでご紹介いたします。(医薬品の量にもよりますが、
通関手数料は数千円程度ですの、あわせてご寄付いただけると大
変にありがたいです。)
 医薬品は地震による負傷者が治療を受けているテヘラン医科大
学「イマーム・ホメイニ病院」救急センターに届けられるように
私たちで、手配いたします。。

★ここまでのプロセスをまとめると、以下のようになります。

1、医薬品ご提供に関する連絡が届く。
2、現地での必要数などを確認した上で(時々刻々と必要品が変
化しますので、念のために確認をいたします)、通関業者の連絡
先をご紹介する。
3、ご寄付いただく方が、直接に通関業者に連絡の上、医薬品を
発送する。
4、通関業者に医薬品が届いたことが確認できた時点で、再度ご
連絡をいただく。
5、イラン側でイマーム・ホメイニ病院へ運搬する人を、私たち
が手配。
6、イマーム・ホメイニ病院に医薬品が到着したことを確認後、
ご報告いたします。

☆なお、私たちの力には限りがありますので、医薬品提供のお申
し出は、1月12日で締め切らせていただくことにしたいと思いま
す。

★必要な薬品名12月30日現在(現地の情報に基づき随時更新いた
します)
(更新の情報を大阪外国語大学ペルシア語専攻のホームページで
ご確認ください。
 http://www.osaka-gaidai.ac.jp/~mes/persian/JISHIN.HTML
 )
 点滴用のチューブ・セット、骨折患者の手術道具と手術後のコ
ルセット等に加え、薬品は
 1.Amp Clindamycin(ダラシンS注射液600mg) 2.Amp
Hydrocoristone(水溶性ハイドロコートン500mg) 3.Amp Gamma
Globulin 4.AmpTetanus Toxoid 5.Amp tetanobulin 6.Amp
Atropine(硫酸アトロピン注射液) 7.Amp Adrenaline(ボスミ
ン注) 8.Amp Ceftriaxone(ロセフィン静注用1g) 9.Amp
Metronidazole 10.Amp Cefazolin Sodium(セファメジンα注射
用) 11.Amp Haloperidol(セレネース注) 12. CapCefixime
(セフゾンカプセル100mg)(括弧内は日本での名称例)

 テヘラン医科大学附属イマーム・ホメイニ病院
 首都テヘランにある病院で、最大級の病院でベット数1000台あ
まり。ヘリポートがあるために、緊急の患者はすべてこちらに運
び込まれている。地震発生から48時間の情報によると、テヘラン
大学の3つの付属病院だけで、運ばれた患者数は、イマーム・ホ
メイニ病院225名、 イブンシーナ病院136名、シャリアティ病院
110名となっています。

 この呼びかけに賛同し、医薬品をすでに提供してくださった機
関
・大阪医科大学一般・消化器外科教室のグループ。1医薬品の第
1便をイラン航空にて発送しました。(2003-12-29)
・日本国内の複数の大学や病院がこの呼びかけに応じて医薬品提
供の用意をしていると連絡がありました。(2003-12-30)

呼びかけ人
アレズ・ファクレジャハニ(東京工業大学博士課程)、エルハー
ム・ファクレジャハニ(大阪医科大学博士課程)

賛同者
板垣雄三(東京大学名誉教授)、臼杵陽(国立民族博物館)、大
野元裕(中東調査会)、黒木英充(東京外国語大学)、酒井啓子
(アジア経済研究所)、桜井啓子(学習院女子大学)、
高橋和夫(放送大学)、谷川允彦(大阪医科大学)、竹原新(大
阪外国語大学)、Zahra Taheri(東京外国語大学)、柘植元一
(東京藝術大学)、長沢栄治(東京大学)、野元晋(慶應義塾大
学)、橋爪大三郎(東京工業大学)、羽田正(東京大学)、森本
一夫(北海道大学)、山岸智子(明治大学)

・この件についての賛同者も募っております。賛同してくださる
方は、ご連絡ください。よろしくお願いいたします。
mail:????@yahoo.co.jp [日本語可]
・このメールを自由に転載・再配布できます。但し、誤解のない
ように一部の取り出したり改変するのをお止めいただきたい。
メーリング・リストや掲示板への再配布も歓迎です。