素敵な読者の皆さん

2014年2月13日木曜日

『現代思想 2014年3月増刊号』に書かせていただいた

http://www.seidosha.co.jp/index.php
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「マンデ・ラー 多方面で行き詰ったイラン政治体制とイラン国民、そして、その将来的な可能性」

雑誌は昨日2月13日に発売された。私はイランをはじめ、中東に存在する「差別や区別」の状況を書いた。有名著者らの文に並ばせていただいて光栄。イランの政治と社会情勢も当然書いた。
よかったら読んでみてください。

その一部は
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言語と断言することにも無理がある。イラン西北の地域でその流動性を明白にしよう。「子供」という一つ単語であるはずだが、西隣のトルコ共和国の公用語のトルコ語では、チュチャク、北のアゼルバイジャン共和国ではウチャクとなる。そして、これはイランの公用語のペルシア語クーダクになり、最も近いクーチャクとならば「幼い」か「小さい」との意味になる。これらすべてに、チとケは共通であることが言語学的に注目すべきところだ。