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2013年1月24日木曜日

イラン人口は世界の0.5%なのに逮捕されている人口は世界の2%

イランの国民議会(??はああ??)の一部は悪名高いエビン刑務所を訪問したそうだ。
「ホテル並みのところだった!」と発言した議員もいれば、「我が家より、美味しいご飯が食べられていた!!」ととにかくイランは素晴らしい国家であること言うために、でたらめを並べていた。
政治犯の家族らで「ホテルのようなら、皆さんもエビン刑務所へお泊りに行けばいかが?!」と言った。そのとおりだ。
以前このブログにも紹介した
日本にも来てくださった社会学者のサイード・マダニ先生が逮捕された
マダニ先生もエビン刑務所で議員らに会ったそうだ。
脱帽するのはマダニ先生が苦しい状況におられるのに、社会学者として彼らに、分析を説明をされたところだ。
マダニ先生は「イラン総人口は世界人口の0.5%なのに、刑務所に入れられている人口は世界の2%だ」とおっしゃられた。「それが、ただでさえ恵まれていない刑務所の状況を更に悪化させている」と。
戦前の日本なら、政治犯がいたから、イランは70年以上も前の状況のままだ。「民主主義」を求めるのはイランで政治的な犯罪になる。
全文はペルシア語でhttp://www.kaleme.com/1391/11/04/klm-130554/にある。

マダニ先生の即時解放を求める文面は

ご署名をお願いいたします。イラン研究者4人よりのお願い。日本にも学術交流で来られたマダニ博士の一早い釈放を求める